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コンタクトレンズ


コンタクトレンズ

最近、インターネットでコンタクトレンズを買いたいのでコンタクトレンズの処方せんが欲しいと若い女の子が受診しました。
コンタクトレンズの値段がかなり安いのでインターネットで購入したいとのことでしたが、しかし、コンタクトレンズはペースメーカーと同じ高度管理医療機器であり、販売するにはそれなりの施設と管理者が必要なことを知っているのでしょうか。
ペースメーカーはインターネットでは買えません。
購入する側としては安ければ良く、ましてはコンタクトレンズが高度管理医療機器とは知らないと思います。
では、なぜコンタクトレンズが高度管理医療機器であり、販売するのに資格が必要なのでしょうか。
コンタクトレンズは直接角膜(黒目)の上に乗せて使用します。
つまり眼の中に異物を入れることと同じなのです。
何か眼に入ると大変痛くなりますが、コンタクトレンズの場合はほとんど痛みがありません。コンタクトレンズのデザインや材質の改良などで出来るだけ角膜に負荷をかけないようにしているからです。
しかし、問題は酸素不足にあるのです。
直接空気に触れている角膜は、涙によって酸素の供給や角膜の表面の保護が行われます。
コンタクトレンズをすることで涙の流れが減少し、さらに蒸発によって、涙がコンタクトレンズの方に吸収され、乾きやすい状態になります。
乾きやすい人や涙の少ない人によっては、特にその症状は強くなります。
これによって角膜障害、角膜浸潤、角膜びらん、点状表層角膜症が発生し、さらに角膜潰瘍をきたすことになるのです。
角膜潰瘍の程度と生じた場所によっては、視力低下をきたすことになります。
コンタクトレンズを使用することでこういうことが起こることもあるということを知ってほしいのです。

 
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